
皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。初任者研修や実務者研修を修了した皆様の中には、ほかにも+αのスキルを習得したいと思っている人がいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが、施設介護に欠かせないレクリエーション系の資格です。今回は、レクリエーションの企画や実施に役立つ資格を5つ取り上げ、特徴や取得方法などを紹介します。
レクリエーションの企画に苦戦したり、手ごたえが感じられず悩んだりしている介護職員は少なくないでしょう。中には、何をしたら利用者に喜んでもらえるのかわからず、投げ出したくなっている人もいるはずです。そのような人も、レクリエーションに必要な知識やスキルがきちんと身に付けば、苦手意識が薄れることでしょう。レクリエーションに必要な知識やスキルを習得したことをアピールできる資格には以下のようなものがあります。
レクリエーション介護士
レクリエーション介護士は、日本アクティブコミュニティ協会が認定する民間資格で、2級と1級があります。1級は2級の取得者のみが受験対象ですが、2級は誰でも受験可能です。取得者が2020年の段階でも3万人を超えているので、レクリエーション系の資格の中では比較的メジャーな方でしょう。通学でも通信でも学習でき、最短なら約3か月で取得できます。
介護レクインストラクター・認知症予防レクインストラクター
介護レクインストラクターと認知症予防レクインストラクターは、いずれも一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する民間資格です。協会が指定する教育機関の通信講座で、2つの資格に必要な知識を一体で学びます。学習も受験もすべて在宅でできるうえに、試験の解答はテキストを見ながらできるので、難易度が低めの資格です。
レクリエーション・インストラクター
レクリエーション・インストラクターは、公益財団法人日本レクリエーション協会の公認資格です。高齢者福祉の分野だけでなく、保育や教育の分野におけるレクリエーション活動も対象としています。
都道府県レクリエーション協会が主催する養成講座か、日本レクリエーション協会と都道府県レクリエーション協会が共同で実施する養成講座のいずれかの受講が必要です。その際、現場実習の履修もあります。履修の目安時間は、理論科目9時間、実技科目27時間、演習・実習科目24時間の計50時間です。資格認定審査に合格した後、有料での登録も必要で、2年ごとの更新もあります。
いかがでしたか。今回ご紹介したレクリエーション系の資格ですが、それぞれ身に付く知識やスキルが異なり、資格取得までにかかる時間や費用、難易度などにも差があります。ターゲットを絞ってレクリエーションの質を高めたいのであれば、認知症予防レクインストラクター、職場で評価されやすい(あくまでも一般的な所見です。評価されるかどうかはお勤め先の情報・条件などを必ず確認してください)資格がよければ、レクリエーション介護士やレクリエーション・インストラクターがよいかもしれません。
ただし、いずれも民間資格です。知名度が低いものもあり、資格を取ったからと言って、直接収入アップにはつながらない可能性もあります。それでも、取得すれば、熱意やレクリエーションに関心があることは職場に伝わるでしょう。
何より、レクリエーションへの関心が高まり、自信を持って企画・実施できるようになることは、自分自身にとってのプラスになるはずです。+αの知識やスキルを求めるなら、自分に合うレクリエーション系の資格を選んで、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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