2024.03.01 更新
皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。介護職に興味がありながら「未経験だし、資格がないから無理かなあ」と一歩踏み出せずにいる人はいませんか。そんなあなたに伝えたいことがあります。ハロートレーニング（職業訓練）を受けてみませんか。介護の仕事がよくわかるだけでなく、就職にも役立ちます。そこで、今回のテーマは「あなたに伝えたいハロートレーニングの魅力」です。これから介護業界で働いてみたいと思っている人はぜひ参考にしてください。
ハロートレーニングとは何？
ハロートレーニングとは、仕事を探している人が、希望する仕事に就くために必要な知識やスキルを習得するための公的職業訓練です。働きたいという意欲がある人なら誰でもこの制度を利用して原則、受講料は無料で学ぶことができます。
ハロートレーニングの窓口はハローワークです。ハローワークを通じて、全国各地にある職業訓練施設に受講の申し込みを行います。介護の他にITや建設、デザイン、美容などさまざまな分野の訓練が用意されているので、興味のある分野を選んで受けることが可能です。資格を取得できるものも多く、一定の要件を満たせば給付金や手当も支給されます。
公共職業訓練（離職者訓練）と求職者支援訓練
ハロートレーニング（職業訓練）は、公共職業訓練（離職者訓練）と求職者支援訓練を合わせて呼ぶときの名称です。それぞれ対象者や訓練期間、手当などが異なるので、どのように違うのかをきちんと理解しておきましょう。
公共職業訓練（離職者訓練）
公共職業訓練（離職者訓練）は、雇用保険を受給できる求職者を受講対象とした訓練です。原則、受講料は無料ですが、1年以上のコースの中には有料のものもあります。テキスト代は自己負担です。
公共職業訓練のいちばんの魅力は、受講手当を受けとりながら就業に必要な知識や技術を身に付けられる点でしょう。受講手当のほかに、通所手当として交通費相当額の支給も受けられます。また、受講期間中に雇用保険の給付期間が終了してしまった場合は、訓練終了まで基本手当を延長して受け取れるので安心です。ただし、基本手当の給付期間終了間近に訓練を受け始めた場合は延長されません。3分の1程度、給付期間が残っている場合に適用されるルールです。
求職者支援訓練
求職者支援訓練の対象者は、雇用保険を受給できない求職者です。失業期間が長い人や雇用保険の受給中に再就職できなかった人、前職で雇用保険に加入していなかった人などが対象になります。また、学校を卒業した後、一度も就職したことのない求職者や自営業をやめて就職先を探している人なども対象です。求職者支援訓練も、受講費用は原則無料ですが、テキスト代や自己負担になります。
要件さえ満たせば、訓練期間中、月額10万円の給付金と交通費の支給を受けることが可能です。ただし、本人の収入のほかに、世帯全体の収入や資産も支給要件にかかわってきます。
求職者支援訓練は、基礎コースと実践コースに分かれていて、基礎コースはビジネスマナーやパソコンの操作など社会人経験の少ない人向けの講座です。介護など就職したい分野が決まっている人が専門知識や実践スキルを学ぶのは実践コースになります。受講期間は、基礎コースが2カ月～4カ月、実践コースが3カ月～6カ月です。
ハロートレーニングを受けるまでの流れ
まずは、受講したい講座を決めましょう。どのような講座があるかはハローワークのインターネットサービス「職業訓練検索」などで調べることができます。無料説明会がある場合は、積極的に参加してみましょう。受ける講座が決まったら居住地を管轄するハローワークの職業訓練窓口を通じて申し込み手続きをします。選考試験や面接を受け、合格したら受講できるという流れです。
いかがでしたか。ハロートレーニングの魅力を理解できたでしょうか。受講料が無料というだけでなく、手当や給付金を受け取りながら学ぶことができます。特に実践の中で身に付けることが多く、資格も取得できる介護職は、ハロートレーニングの効果を実感できるでしょう。
福祉のキャリアカレッジでは職業訓練（ハロートレーニング）を大阪駅前校、天王寺駅前校、神戸三宮校、京都烏丸校 の4校でほぼ毎月のように開講しています。職業訓練は現在未就職の方が対象ですが受講料無料で受講できるのが最大のメリットです。通信教育とは違いすべての科目（座学、実技）を対面式で受講でき、企業実習、就職支援で確実に就職まで支援していきます。
福祉のキャリアカレッジではすべての年代の介護職を目指す方をサポートしています。
ハローワークを通して応募いただくのですが、説明会や見学へお気軽に各校に来てください。HPから無料説明会（合同での説明会、個別見学等）をWEBから予約できますので是非一度お越し下さいませ！もちろんお電話でも受け付けしています。
