皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。2025年は巳年。蛇は脱皮を繰り返して大きくなっていくことから、巳年は自分を成長させたり新しいことにチャレンジしたりするのにピッタリの年だと言われています。そこで、今回は、介護職が仕事上で自分の成長を実感できるポイントについて解説します。
長く介護の仕事を続けている人の仕事観
長年介護職を続けている人は、他の仕事をしている人と比べて、「社会の役に立ちたい」「自分をもっと成長させたい」と思っている人が多いようです。仕事にやりがいや達成感を求める傾向が強いため、毎日が単純なルーティンワークの繰り返しになると、モチベーションが低下してしまいます。「誰がやっても同じ」「このまま続けていても何も変わらない」などと感じ始めることが転職や離職につながってしまうので、そうならないように、わずかでも自分を成長させ続けることが、長く介護の仕事を続けるためには必要です。
介護職が仕事を通じて成長を実感するポイント
介護職に限らず仕事の中で自分の成長を実感するポイントとしては次のようなものが挙げられます。
- 新しい知識を得る
- 新しい経験をする
- 効率よく仕事を進められるようになる
- 専門性の高い仕事を任せられるようになる
- 広い視野で物事を考えられるようになる
- 役職や等級がアップする
- ストレスに強くなる
- ストレスを上手に解消できるようになる
これらに加えて、介護職の場合は、以下のようなポイントで自分の成長を実感することが多いようです。
- 相手が何をしてほしいかを感じ取れるようになる
- 相手の些細な変化に気付くことができるようになる
- 相手の気持ちや立場を理解した行動や発言ができるようになる
介護職の成長には他者の存在が不可欠
成長を実感できるかどうかにおいて、他者の存在が大きいのが介護職の特徴だといえます。この場合の他者とは、介護の対象となる利用者や入居者だけではありません。利用者、入居者のご家族や、職場の上司、同僚、仕事上で連携を取っている外部の人なども含みます。自分とは異なる視点を持った人とコミュニケーションを取ることにより、それまで気付かなかったことに気付けるようになることもあるでしょう。さまざまなフィルターを通して集められた情報を取捨選択する能力も養われます。
やりがいのある仕事・職場にするために必要なものとは?
自分の成長を実感する指標に「達成感」や「やりがい」があります。これらは、介護の仕事を長く続けられるかどうかにも大きくかかわってきます。介護は相手があって初めて成り立つ仕事なので、一人で黙々と行う単純作業とは違いますし、ビジネスライクな会話では利用者との距離を縮められません。
にもかかわらず、毎日が同じことの繰り返し、マニュアル通りの作業になっているとしたら、そのような職場では達成感ややりがいは感じられないため、仕事が長続きするわけがありません。
では、やりがいを感じられる職場や仕事内容とは、どのようなものなのでしょうか。独自性や創造性を持った仕事ができる職場です。利用者に応じた対応の仕方を、自分たちで考えたり、提案したりできることが重要なポイントになります。新しい発想を否定せず、試してみることができる職場なら、やりがいを持って働けるはずです。新しい取り組みが施設の独自性としてアピールできるようになれば、経営の安定にもつながるでしょう。
いかがでしたか。長く介護の仕事を続けられるかどうかは、その職場で働くことや担当している仕事内容が、成長を実感させてくれるものかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。日々の仕事が自分の成長につながっていると実感できれば、やりがいにつながります。やりがいのある仕事なら満足度が高く、辞めたいとは思わないでしょう。職場探しの時点で毎年蛇のように脱皮し続けられる職場を見つけられるといいですね。
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