
皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。介護の仕事は、業績が数字で表れないため、何を目標にすればよいか思い浮かばないという声がよく聞かれます。そこで、これから介護の仕事に就こうとしている皆様に、個人目標を立てる意味や、目標を立てる際の手順、押さえておくべきポイントなどについて解説します。
目標を立てる意味は3つ
介護職員が自身の目標を立てる意味は、主に以下の3つです。
・効率的にスキルアップできる
目標を立てるためには、自分にどのような課題があるかを明確にしなければなりません。そして、明確になった課題に対してどのようなアプローチが可能か、どのようなスキルが必要かなどを考え、自分がすべきことを言語化することが目標を立てるという作業です。この作業を通じて自分が何をすべきかがはっきりするため、スキルアップの効率化が図れます。
・キャリアプランが明確になる
目標を立てるうえで、数年後どのようになっていたいと理想の姿を想像することもあるでしょう。その際、理想のキャリアに到達する時期を決めれば、半年や1年ごとの細かい目標設定も楽になります。ステップアップに向けた小さな目標をたくさん設定することによって着実に成長でき、何度も達成感を味わうことが可能です。
・モチベーションが向上する
介護の仕事は毎日同じことの繰り返しになりやすいため、きちんと目標を設定し、それに向けた進捗状況を自ら確認することは、モチベーションの向上につながります。
目標を立てる際の手順は?
目標を立てる手順は次の通りです。
・業務上の課題を洗い出す
・自分が目指す理想の姿をイメージする
・課題の解決方法や理想の実現方法を考える
・いつまでに何をするか具体的な期限を設定する
目標設定の際に押さえるべきポイント
せっかく目標を設定しても、実現不可能な目標を立てたのでは失敗してしまいます。高すぎる目標を立てるのは厳禁です。逆に、目標が低すぎるとモチベーションが低下してしまいます。達成可能な範囲で高めの目標を立てるのが成功のポイントです。
また、実現するまで時間がかかる大きな目標を立てた場合は、期間内に細かい目標を複数設定しておくことも大事なポイントになります。その際も、それぞれの小さな目標を達成する期限を決めておきましょう。特に、新人の間は、小さな目標を達成し、成功体験を積み上げていくことがとても重要です。
目標は立てただけで終わりではない!
目標を立てただけで満足してはいけません。一定の期間を決め、どの程度達成できているかを確認しましょう。定期的に見直しをすることで、新たな課題や反省点が見つかります。最初に決めたやり方が正解とは限らないので、途中で修正しながら進めていくことが大事です。自分では評価が難しい場合は、周りの人に意見を聞いてもよいでしょう。
いかがでしたか。目標を立てることは、自分が目指す理想の姿を思い浮かべ、それに向かってどのようにステップアップしていけばよいか道筋を立てることです。理想の姿になるためには何が必要で、いつまでに何をしておけばよいかを考えることなのですから、目標を立てることには大きな意味があります。面倒だと思わず、しっかり考えて目標設定しましょう。
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