COLUMNお役立ち介護コラム

2024.10.16 更新

これから介護の仕事に就くあなたにぜひ観て欲しい!おすすめの映画をご紹介

皆様こんにちは。福祉のキャリアカレッジです。皆様は、これまでに介護をテーマにした映画を観たことがありますか? もしかしたら、暗い内容を想像して観るのを避けてきたという人もいるかもしれませんね。しかし、内容はさまざまで、観終わった後、すがすがしい気持ちになるものや、ほっこりするものもありますから、食わず嫌いはもったいないです。そこで、今回は、これから介護の現場で働き始める皆様にぜひ観てもらいたい映画を2つ厳選して紹介します。

『ケアニン~あなたでよかった~』

この映画の主人公は、21歳の新人介護福祉士・大森圭。特にやりたいことがなかった彼は、高校を卒業した後、なんとなく介護の専門学校に入学し、介護業界で働くことになりました。専門学校の卒業後、彼が働くことになった施設は郊外にある小さな介護施設です。その施設の利用者は認知症の高齢者ばかり。圭はうまくコミュニケーションを取れないことに日々悩んでいました。

 

そんなある日、初めてメインで担当を任されることになります。79歳の星川敬子という女性です。認知症の彼女とは、やはりなかなかうまくコミュニケーションが取れません。毎朝「大森圭です。よろしくお願いします」という挨拶から始まります。しかし、先輩スタッフの力を借り、試行錯誤しながら、彼女との距離を徐々に縮めていきました。介護に取り組む姿勢にも大きな変化が見えて来た圭。しかし、高齢者とかかわるうえでは避けて通れないことがあります。最後まで、しっかり観て欲しい映画です。

 

最初に上映されたのは2017年。主役の大森圭を演じたのは、昨今多くのドラマで活躍している戸塚純貴、星川敬子役は水野久美でした。この映画は、シリーズ化され、2020年には大型施設を舞台とした「ケアニン~こころに咲く花」や在宅医療と介護をテーマにした「ピア~まちをつなぐもの」へとつながっていきます。それら2作品もおすすめです。

『最強のふたり』

パリに住んでいる大富豪のフィリップは、頚椎損傷により首から下を動かすことができません。そこで、フィリップと秘書のマガリーは、住み込みの介護人を雇うことにしました。候補者として面接にやってきたのは黒人男性のドリス。しかし、彼が面接にやってきたのは介護の職に就くためではありません。失業保険の給付期間を延長させたくて、不合格の証明書類にサインをもらうためにやってきたのです。ところが、彼の思惑通りにはなりませんでした。他の候補者が気に入らないフィリップは、周囲の反対を押し切って看護や介護の経験のないドリスを雇います。

 

大富豪だけど気難しいところのあるフィリップと、仕事は丁寧と言いかねるもののフィリップを病人ではなく1人の人間として尊重するドリス。2人はいつしか心を通わせ、1カ月の試用期間が終わるころにはお互いのことを思いやる最高の友人となっていました。2011年の大ヒット映画です。日本で上映されたフランス語の映画の中では歴代1位のヒット作なので、既に観たという人もいるかもしれませんね。介護をするうえで大切にしたい姿勢を教えてくれる映画です。

 

いかがでしたか。一口に介護をテーマとした映画といっても、介護する側の視点で描かれている作品と、介護される側の視点で描かれている作品があります。他にも、『しわ』というアニメ映画がおすすめですが、配信等で簡単に観ることができないので、今回は紹介を見送りました。今回紹介したもの以外にも、介護や福祉に関する映画がたくさんありますから、興味のある作品に出会ったら、ぜひ観てみてください。普段の仕事の中では見落としがちなことに気付くきっかけになるかもしれません。

福祉のキャリアカレッジでは職業訓練(ハロートレーニング)を大阪駅前校、天王寺駅前校、神戸三宮校、京都烏丸校の4校でほぼ毎月のように開講しています。職業訓練は現在未就職の方が対象で、受講料無料で受講できるのが最大のメリットです。通信教育とは違いすべての科目(座学、実技)を対面式で受講でき、企業実習、就職支援で確実に就職まで支援していきます。

 

福祉のキャリアカレッジが実施している介護職を目指す方のサポートは、すべての年代の方が対象です。ハローワークを通じての応募になりますが、各校への説明会や見学はお気軽にどうぞ。無料説明会(合同での説明会)個別見学等はHPからWEB予約できますので是非一度お越し下さいませ!もちろんお電話でも受け付けしています。

top